赤とんぼ
梅雨明けと共に「赤トンボ」を見かけるようになりました。童謡の「赤とんぼ」は“秋”の歌ですが、なぜこの時期に「赤トンボ」を見かけるのでしょうか。
『夕焼け 小焼けの 赤とんぼ 負われて 見たのは いつの日か』と歌われているのは、「アキアカネ」だと言われています。この「アキアカネ」は30度以上の暑さは苦手で、梅雨時に羽化するとすぐに涼しい山へ上ってしまい、秋になると麓に下りてきて人々の目を楽しませてくれます。それでは夏場に平地で見られる「赤トンボ」は何でしょうか。それは「マユタテアカネ」と「ナツアカネ」のようです。両者とも平地や丘陵地の、木陰があるような池や湿地に生息します。
「マユタテアカネ」は名前の由来のように、顔に眉のような黒い紋があります。そして「ナツアカネ」と「アキアカネ」はよく似ていますが、「ナツアカネ」は複眼も含めて体全体が真っ赤になるのに対し、「アキアカネ」はおもに腹部のみが赤く色づきます。
赤いトンボを見かけたら、上記の3種のどれなのか観察してみるのも楽しいかもしれませんね。
2005年07月26日