
遮光眼鏡はまぶしさの要因となる500nm(ナノメートル)以下の波長光を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた医療用レンズです。
ぼやけてしまう物体の輪郭を、まぶしさを取り除くことでくっきりさせ、コントラストを高めます。商品名は「CCP」「CCP400」「CCG」と言います。
●普通のサングラスとの違いは?
一般のサングラスはすべての範囲での光をカットしますが、遮光眼鏡はまぶしさの原因となる光をカットすることで、通常のサングラスよりもまぶしくなく、また明るく自然な視界を確保できます。
●CCPとCCP400の機能と特徴の違いは?
まぶしさの原因となる500nm以下の波長光を完全にカットするレンズがCCPです。またCCP400は、400nm以下の波長光を完全にカットし、400~500nm以下の波長光の一部を透過させることで、レンズの色目をより自然でかけやすいものにしたレンズです。共に目に有害な紫外線をカットします。
この2つのレンズに関しては、実際に装用してみてお客様の「目が最も楽な」レンズをお選びいただくことをお勧めします。CCPは500nm以下の波長を完全にカットするためまぶしさを抑える効果は高いのですが、色目が濃くまた室内では若干視界が暗くなります。CCP400は400~500nmの波長光を若干透過させるかわりに、より自然なレンズ色であり室内でも視界の明るさを確保できるようになっております。
上記の性能上の違いから、一般的にはCCPを「網膜色素変性症」の方にお勧めし、CCP400は「白内障やCCPではレンズの色が濃すぎると感じる方」にお勧めしておりますが、実際にかけてみてもっとも楽な視界のレンズがお客様に最適なレンズですので、レンズの選定では、装用感を比較してお客様の実感により選択をされることが大切になります。
レンズカラーのイメージ写真については『遮光眼鏡商品ラインナップ』をご覧ください
●遮光眼鏡はサングラスとしても使用できるの?
通常のサングラスではまぶしさを抑えることで視界全体が暗くなり、かえってコントラストの低下を招くことがあり、CCPならびにCCP400シリーズは医療用のほかに高機能サングラスレンズとしてアウトドア等でも使用されています。
ご注意:
まぶしさ、ぎらつきの原因となる青色光線を抑える機能により信号を誤認する危険性があるなどカラーにより昼間でも運転に適さないもの、夜間や薄暗い場所での運転に適さないものがございます。



遮光眼鏡は、網膜色素変性症により、まぶしさを感じる患者へのまぶしさ緩和を目的に作られました。現在では、網膜色素変性症の方だけではなく、まぶしさを感じるすべての方々に有効にご利用いただける商品として提供しています。
遮光眼鏡は下記の方を対象に補装用具として公正な補助を受けることができます。
1.網膜色素変性症・白子症・先天無虹彩症・錐体かん体ジストロフィーであること
2.身体障害者手帳を持っていること
3.医師が必要と判断した場合
以上の3点をすべて満たす方を対象とする
対象疾患
網膜色素変性症・白子症・先天無虹彩症・錐体かん体ジストロフィー
基準条件
[レンズ] プラスチック・ガラス / [フレーム] セルロイド(原則)
| 前掛式 | : | 21,500円 |
| 6D未満 | : | 30,000円 |
| 6D以上10D未満 | : | 30,000円 |
| 10D以上20D未満 | : | 30,000円 |
| 20D以上 | : | 30,000円 |
| 乱視 | : | +4,200円 |
| 1.患者 | : | 患者は身障者手帳を持参します。 |
| 2.福祉事務所 | : | 最寄りの福祉事務所で判定依頼書を受け取ります。 |
| 3.必要書類の準備 | : | 医学的判定書、遮光眼鏡見積書など福祉事業所指定の書類を準備し提出します。 |
| 4.福祉事務所 | : | 再度、福祉事務所へ行き、補装具交付券を受け取ります。 |
| 5.眼鏡店 | : | 眼鏡店に交付券を提出し、遮光眼鏡を作成します。(処方箋持参) |
| 6.患者 | : | 遮光眼鏡が出来上がった後、お店でお受け取り下さい。 |
東海光学(株)製遮光眼鏡に関しまして、国が定める補足具項目 遮光眼鏡に該当する商品です。
詳しくは市区町村にあります福祉事業所にお問い合わせください。
注意:
地域により運用が異なることがあります。
平成20年4月現在の金額です。
東海光学の遮光レンズは、全19色(注:国内で最大のバリエーション)
レンズカラーの選び方として、疾患別の適応カラー指定というものはなく、遮光眼鏡の選定方法は患者様の自覚検査によって行われます。理由としては、患者によりまぶしさや見え方が違うことがあげられます。
そのため自覚検査におけるレンズ選びには時間をきちんとかけていただくことが大切です。