
« 白内障の手術は、ものが見えるうちはしなくてもよい! |メイン| 目の前に蚊が飛んでいるようだが、よく見えるから心配ない!? »
●眼内レンズは、白内障手術の強い味方
目をカメラにたとえると、目の表面にある角膜とその奥の水晶体は、カメラのレンズにそっくりです。虹彩はしぼり。網膜は、フィルムの役目をしています。カメラのレンズが曇れば、きれいな写真が撮れないように、目の水晶体が濁れば、ものが見えにくくなります。これが、白内障。自内障の手術は、ふつう濁った水晶体を取り除いて、水晶体が入っていた袋(水晶体嚢)に眼内レンズを入れます。眼内レンズ(人工水晶体=intraocular lens:IOL)は、白内障手術の後、視力を取り戻すための強い味方です。
●軽く、安全に! 眼内レンズの50年
眼内レンズを手術に最初に用いたのは、ロンドンは聖トーマス病院のH.リドレイ医師。1949年のことでした。当時の眼内レンズの重さは、絢120mg。現在では、約1/13の9mgに変身をとげています。開発当初は、いろいろ間題が多かったこのレンズ。最近10年間に目覚ましく発達し、より白然に見え、安全性も高くなっています。
●手術は眼科医に相談、術後管狸も大切
眼内レンズの挿入手術は、白内障の原因や目の病気によって、行えない場合があります。希望される方は、まず、眼科専門医を受診して詳しい検査を行い、主治医から十分な説明を受けたうえで、手術を受けることになります。手術は安全になりましたが、まったく合併症がなくなったわけではありません。大切なのは、術後に定期的に受診すること。これで安心して快適な生活を送ってください。
●眼内レンズを入れても、メガネは必要!
手術で挿入する眼内レンズの度数は、その人の日常生活・職業など、いろいろな要素を考えて決められます。ただ、眼内レンズを入れたから、それで十分というわけにはいかないので、ご注意を!メガネをかけて、あなたの"よく見える"生活がスタートします。